第3世代、最大の衝撃―――。
劇場版 ポケットモンスターの第7作目である「裂空の訪問者」に出てくる幻のポケモンとして、世に公式発表されたデオキシス。
その発表から間髪入れずに発表されたのが、この第6集でした。(記憶の限りでは。)
そういえば、当時はコロコロコミックがこの手の情報では最速だったと思うけれど、今はもう公式サイトかTwitter、YouTubeですもんね。
コロコロとかファミ通とか雑誌のフラゲも全然聞かなくなってしまった…。
余談ですが、当時は事前にガチャの情報を調べることもほとんどなかったので、現地でやっと分かる、みたいな。
コロコロの単色ページにはちょっと書いてあったこともあったけれど、もっと昔はFAXで新情報見るとかしてもらったこともあったんですよ。
ガタガタに印刷された文字と、潰れた白黒のサンプル画像が少し載っていたりね。
お母様が俺のために気を利かせてくれてね、そんなことをたまに思い出すのです。
さて、わりと揃えていた第7集もラストです。
もう15年以上経つのに今なお放つ圧倒的存在感…。
RPGだと確実に隠しボス。
インパクトでいえば、デオキシスを超えるものは個人的にはいないんですよね。
なので、ラインナップに入っていたり、ただのレアカードでも少なからずドキッとしてしまう。
腕は触手状態で造形。
ゲームの公式絵だとオレンジ色と水色の触手がグルグルに巻きつけ合っているけれど、立体ポケモン図鑑ではほぼ曲線状に伸びているだけ。
造形と彩色を考慮してのことなのだろうが、これはこれで唯一無二(多分)だし、シンプルで格好いい。
後頭部、首、襟(?)の段差も絶妙に造形されており、美しい。
ガチャの筐体に入れるディスプレイ台紙には両腕を突き出したデオキシスが大きく配置されているのに、フィギュアは触手というね。
そのときのアニメ準拠の版権絵はそれしかなかったんだろうか。
ちなみにレジロックと違い、この情景ベースはディスプレイ台紙やミニパンフレットにも記載されていないのです。
排出されたときか、筐体の脇から覗いて、デオキシスのカプセルを見つけたときに同時にそれが見えるという感じのサプライズ。
(同時にというか、本体よりもこのベースのほうが目立つんだけれどね。)
背中にある謎の3つの楕円マークもこの通り。
3つの楕円だったり、登場前の三角形だったり、当時のフォルムチェンジも3つだったりと3に馴染みが深い。(楕円はこじつけか。)
スピードフォルムはエメラルドで追加されたものの見た目が一際キモい以外はパッとしないんだよなあ…。
劇中での活躍もないし、ディフェンスのD、ノーマルのN、アタックのAから成るDNAにもSは不要だし、すばやさはそもそもノーマルとアタックの時点で150だからありがたみないし。
抜群の薄さ。
ちなみにこの月面をイメージしたベースは120度であり、残りの240度はSPECIAL02に収録されているアタックフォルムとディフェンスフォルムに付属するもので完成となる。
これにて第6集も終了です。
どれも好みだった…。
安定の進化系、詰め合わせ、超絶サイズ、伝説、幻…、屈指のラインナップに感謝…、圧倒的感謝…。
デオキシスにはやっぱりレックウザが欲しいと思っても、レックウザはSPECIAL02で初収録、無印のシリーズでは最終集でやっと収録なのでね。
グラードン、カイオーガ、レックウザが陸海空を象徴するならば、幻のポケモンであるジラーチとデオキシスは宇宙…、シンプルにいい。
一匹はまんま星かと思ったら、もう一匹はレーザーを浴びた宇宙ウイルスとはたまげたね。
宇宙というよりはクトゥルフのように宇宙的な…。
ブラッドボーンの終盤とか隠しエリアに出てきても驚かない。
以上、デオキシス ノーマルフォルムでした。
まあ、次の弾にもちゃっかりいるんですけれどね。
次回、第7集に突入です。