只今、レジスタンス

世の歪みの全てに抵抗する工作活動…、という建前。

【レビュー】立体ポケモン図鑑 DP 02 「CAPSULE 3 ブイゼル フローゼル」【カプセルトイ】

最強の合体情景ベースが始まる―――。

 

 

「最強」という表現、稚拙ながら元気な感じがいいよね。

 

これまでも、デオキシスの月の台座、SPECIAL04の3レジのしょぼい岩場の台座、それらを遥かに凌ぐぜんこくばん第6集のポケモンセンターと、合体するタイプのものがラインナップされてきた。

今回はポケモンセンターに勝るとも劣らない最強の台座なんだぜ。

 

www.takaratomy-arts.co.jp

 

まあ…、そうは言いつつも、このカプセルだけでは成り立たないので、もう一ヶ月半は待ってくれな。

 

正面

 

どうです…、ミニフィギュアの類にしては圧倒的なリアルさ…。

水面がうねっている…、ウネルミナモですよ…。(違う)

 

ブイゼルの顔半分が水面に潜り込むような感じで図鑑フィギュアとしてはどうなんだと思いつつも、このオンリーワン感がそれを吹き飛ばす。

下半身から尻尾にかけては浮いているのだが、まあ多少はね?

 

左斜め前

 

フローゼルのほうはお腹で滑っている(?)感じで、水面には両腕のヒレがハマる穴が空いている。

逆に考えると、両腕を上げないとヒレが水面より下に伸びてしまうので、上げざるを得ないというね。

 

左斜め後ろ

 

ちゃんとジト目でいい。

 

ちなみに、青いクリアパーツも暑さ(?)で溶けて、水面と接している部分が青色の塗料がついてしまっていた。

固まってはいなかったので拭き取れたけれど、毎年の猛暑は避けられないし、24Hで冷房かける部屋に全部は入れられないし…。

 

右斜め前

 

尻尾はブイゼルフローゼルともにスクリューのように回転させている造形。

図鑑フィギュアとしては云々は置いておいて、ちょっとコミック調な感じは好みが分かれそう。

普通のも欲しかったかと聞かれれば、それはそう。

 

右斜め後ろ

 

そして、この水飛沫を表現する白塗装。

並みの造形だけでは分かりづらい水の表現だが、白い色で光の反射や泡立ちを思わせることで臨場感が出るというやつ。

 

何度も繰り返しで恐縮だが、これが200円で手に入ったのは本当に黄金時代だった。

バンダイのイマジネイションシリーズといい、海洋堂の動物のヴィネットといい、未来はどんなに凄いものが出てくるんだろうと思っていたあの日々よ…。

 

側面

 

岸(?)の岩にも薄っすらと白く塗られていて、波打ち際を表現している。

 

今さらながら、ブイゼルフローゼルのクオリティもまずまず。

ジオラマありきの造形ながら、支柱で浮かせても全然見られるクオリティはある。

 

背面

 

ただ、尻尾の接続部分の凹凸が強度の問題か、尻尾側がかなり大きく、目立つ段差になっているのはちょっと残念ポイント。

 

カプセル1,2と比較

 

水面ベースが薄過ぎる…!

薄型のPS2くらい薄いでしょ、これ。

 

それにしても、草木に水面、飛ぶ鳥と平和過ぎる絵面。

 

パルキアと比較

 

怪獣過ぎる絵面。

 

当時から不思議だったけれど、パルキアは何故にみずタイプなんだろう。

ディアルガは金属っぽいパーツがついているから分かるけれど、パール(真珠)が海のものだからとかそういう…?

ちなみに、みず/ドラゴンの組み合わせは強すぎるという理由で、ルギアはひこう/エスパーになったのに、パルキアはそれを得てしまったというね。

 

ブイゼル、フローゼル

 

以上、ブイゼルセットでした。

 

情景ベースの回はそれの話ばっかりになってしまうNE!

 

次回も合体情景ベースの1ピースで、その次は図鑑ナンバー的に箸休め、その後の1カプセルで完成という流れなのであしからず。