これは由緒正しきオルドラン城。
SPECIAL04における最後のカプセル。
サイズでいうとそこまで大きくはないのだが、大型の情景ベース付きが2種類もラインナップされるのはまさにスペシャル。
まあ、最後の後には「真の最後」があったりなかったり。
映画の劇中にも出てくる「オルドラン城」を模した情景ベース。
それだけに飽き足らず、ミュウを浮遊させる支柱も遊泳した軌跡を思わせる特別仕様。
(ボケ味出したつもりが、全体的にボケた感じになるという技術力のなさよ…。)
お気付きかとは思いますが、この情景ベース…、ちょっとしょぼい…。
一方で、ざっと塗装できるようなものではなく、窓は全て手塗り。
ただ、まあ…、未塗装のほうがいいのではないかレベルに汚いのが残念。
なかったらかなり間延びした印象というか薄味になるとも思うので、なかなか難しいのは百も承知ですが…。
支柱はグルっとほぼ一周するような長さで、開始位置はご覧のように塔に刺さっている。
また、ミュウがボケボケで申し訳ないが、ポーズは劇場版のティザービジュアルからかと。
ルカリオが公開される前の、バックにバカでかいモンスターボールがあって、後ろ向きのミュウが振り返っているやつ。
立体ポケモン図鑑のミュウはあのポーズだけしかなくて、海洋堂のボトルキャップもシチュエーションは全く異なれど同様のポーズ(至高のフィギュアの一つ)。
中央手前にY字の支柱が見えるだろうか。
必要か不必要かもイマイチ分からないが、このカプセルに入っていなくて、ダブりから拝借したという思い出。
遠目に見ても許されなさそうな窓…、これは小学生の小改造では…。
あとはベースの緑色部分があまりにも平坦なのもしょぼい原因かなあ…。
まあ、木々とか岩場とかと違って、複雑な人工物であるお城を大きくするのはなにかと容易ではないからねえ…。
ルカリオと並べてみると、完成度の差が伺える。
でも、あくまでも完成度。
ミュウのオルドラン城のがいくらか手間はかかっているように見えるっすね。
第1~3世代までの幻のポケモン(小動物系)が大集合。
ミュウが圧倒的にしょぼいかと思いきやそうでもないか。
城はごまかしが効かないので、よく見ると随分とあれなのですが、遠目から見るとそれぞれに合った情景を用意できているなあ、と。
マジでこの才能溢れるヴィネットのデザイン担当者の話を聞きたい、マジで。
グラードンは完全にお城を壊しに来た怪獣。
以上、SPECIAL04のミュウでした。
やりたいこととコストとの闘いがなんとなく伝わってくる、そんなカプセル。
そして、ミュウ自体にほとんど触れていないことに気付いた。
このサイズにしては良くも悪くも、という感じです。
造形は、尻尾がちょっと長い気がするがケレン味が効いているほうが好きなのでかまへんです。
彩色に関しても、全身ピンク色にお目々くらいなのでね。
お次はいよいよぜんこく版…、と見せかけて、最後の後にはなんとやら…。