ナエトル、再び―――。(無駄に壮大)
DP01は第0弾みたいなものなので、DP02が実質的に第1弾のような雰囲気。
第1世代はSP01、第2世代はSP03で一挙収録されたので、御三家セットが丁寧に小分けでラインナップされていくのは無印以来になるわけであります。
リンクカードのアイキャッチ画像がもうワクワクさせるでしょう、そうでしょう、そうですとも。
最高傑作の情景台座が、ここにある―――。
ここにある、といいながら、まずは通常台座の第4世代御三家のくさタイプセット。
なんともギュウギュウ詰めなのだが、この台座はナエトルとハヤシガメのもの。
ドダイトスの台座はなく、そのまま単体でディスプレイするらしい。
だったら、横に長い楕円形じゃなくて、円形の台座にしておくれやす…。
随分と間の悪い感じになってしまうので、かなり無理矢理乗せたというね。
2弾連続のラインナップとなるナエトルは当然ながらポーズ違いで、前脚を上げ、開口した造形に。
真ん中で窮屈そうなハヤシガメはドダイトス同様に極々ノーマルなポーズ。
まあ、鈍重な亀タイプをアグレッシブなポーズにしてもね。
ナエトルを半固定する透明な台座は下に伸びていて、大元の台座の穴に固定する珍しいタイプ。
…、なのだが、そのせいで位置の融通が効かず、他2匹がマジでギリギリ。
フシギバナを思わせる重戦車な御三家出身、最終進化形くさタイプ。
甲羅、木の幹、木の葉、四肢、尻尾とかなり分割されている。
ドダイトス史上、最高のハイライトは「劇場版 名探偵ピカチュウ」に出てきた超巨大サイズの個体ではないだろうか。
足元の山 or 島、そのものが生き物だった…、なんていうみんなが好きなシチュエーションや演出で抜擢されるとは…。
でも、甲羅の上がまさに地形そのものでうってつけだもんね。
ポーズの揃わなさよ。
自然そのものを背負う宿命の種族…、アツい…。(アツい?)
ギリギリのところで台座に留まっているドダイトス。
ハヤシガメをナエトルにこれでもかと寄せて、やっと全員乗ったレベルの荒業。
発売当時からずっとこれで飾っていた模様。
また、全体的に造形、彩色、ともに文句なし。
見比べたいナエトルがそうじゃない並びというね。
そして、気付いた。
ナエトルはDP01とDP02が逆だったらもっと良かったのでは…?
パルキアでけえええええ、って…、やりたかったのにドダイトスの木がなかなか高い…。
まあ、ドダイトスは台座の上からだし、パルキアはこれでも1/50スケールだからやっぱりバカでかいか。
以上、ナエトルセットでした。
初代御三家よろしく、御三家の中でもスペック的に弱々しいイメージのあるくさタイプが、一番ボリュームのあるデザインというのが妙に好きなのである。
あ、名探偵ピカチュウを見ていない諸君らは是非とも食わず嫌いせずに見てみてください。
ゲームじゃないよ、映画だよ。