只今、レジスタンス

世の歪みの全てに抵抗する工作活動…、という建前。

【レビュー】ポケットモンスター 立体ポケモン図鑑 SPECIAL 03 伝説のポケモン編 「CAPSULE 9 スイクン」【カプセルトイ】

北風の化身とは。

 

 

あまり活かされることのない謎の二つ名。

 

種族名の由来は、炎の帝王でエンテイ、水の君主でスイクン、雷の皇帝でライコウ…、格好良すぎるでしょ…。

(ちなみにエンティではない。)

 

通称3犬ですが、準禁止級伝説の中では、結果的にではあるが段違いの扱い。

エンテイは劇場版第三作目「結晶塔の帝王 エンテイ」にて、幻のポケモンも不在なので主役。

スイクンは劇場版第四作目にてセミメイン、なにより第二世代のマイナーチェンジである「ポケットモンスター クリスタル」のメインを努めた。

ライコウはお情けなのか、アニメの番外編「ポケットモンスター クリスタル ライコウ 雷の伝説」と「ポケモンレンジャー 光の軌跡」のパッケージを務める。

 

3鳥はルギアの映画、3レジはルカリオの映画、3闘はケルディオの映画、という感じに一度に出ることは多いが、もう個別はまずない。

しかも、ゾロアークの映画では色違いの3犬が出演し、「キミにきめた」でもホウオウのおまけで出る。(エンテイ以外は一瞬だが。)

どれも本当にイカしたデザインだし、それ故に活躍が映えるし、人気ぶりも分かるわ…。

 

www.takaratomy-arts.co.jp

 

ちなみにこの弾のエンテイライコウは手に入らなかった…。

セレビィと3犬は絶対に欲しかったけれど、現実は甘くない。

当時、お金を自由に使えていたらねえ…、一回200円だし2セット揃うまで回していたかもしれない。

 

正面

 

どこを正面にするか迷った末、ご尊顔を正面に。

商品画像だと左側面がデフォルトっぽいよね。

 

額のクリスタルがちょっと浮いてしまうのは仕様。

 

左斜め前

 

3犬の中では唯一の躍動感あるポーズで、バクフーン以上に支柱がないと成り立たない。

 

スイクンはモンコレ(315円)も持っていたんですが、これが200円…、ガキの俺が見ても信じがたいクオリティでした。

 

左斜め後ろ

 

そして、いつもゲーム画面とイラストで目にしていたトイレットペーパーこと謎のヒラヒラが尻尾であると判明したあの日。

モンコレも同じつくりではあるんですが、あっちは造形の都合上でケツにつけたのかと思っていたので…。(モンコレ見下しボーイ)

 

尻尾が主力武器のキャラクターでもないのに正面方向に伸びて、しかも二又とかオシャンな獣。

 

右斜め前

 

クリスタル上部の塗装剥がれは若干気になりますが、造形、彩色ともに特に文句なし。

 

ただ、写真で見るとより分割線が目立ってしまう気が…。

 

右斜め後ろ

 

流れるような鬣も雰囲気ある造形だし、菱形の白い模様も文句なし!

 

側面

 

引き締まった美しい体躯。

 

エンテイがライオン、ライコウがトラ…、スイクンはヒョウらしい。

(ひ、ヒョウなのか…?)

 

背面

 

ギュってなった後ろ足がキュートですゾ。

 

金銀御三家とセレビィと並べる

 

幅をとるのであまり並べられないというね。

 

かなり目に痛い色でありながら、自然に溶け込んでいるイメージが刷り込まれているせいで緑色との親和性が高い…。

 

グラードン、カイオーガ、レックウザと比較

 

俺が対戦をよくやっていた時期はDPtなのですが、スイクンがいる雨パはあまり見たことなかったなあ…、とふと思った。

ギャラドスミロカロスキングドラ、ルンパッパあたりが高い使用率で、それ以外はみずタイプよりもほのお技を半減できるというところでメタグロスとかドータクンとかが多かった印象。

 

スイクン

 

以上、スイクンでした。

 

SPECIAL03のエンテイライコウは手に入らなかったものの、なななんと、DPで全く同じものが出ているんですよ。

アルセウス(2009)の映画に金銀の御三家が出て、ゾロアーク(2010)の映画に3犬が出たので、DP13とDP14にて異例の収録…、流石扱いが違うなあ…。

さらにDPSPではゾロアークと対峙した色違いの3犬を収録という有能ぶり。

いずれもラインナップが少ない中で約束されたボリュームとクラシックな造形が排出されやすいんだから大盤振る舞いですよ。

 

まあ、記事でお見せするのはまだ先のお話。