ひだり ひだり した した そこで いわくだきを つかえ ―――。
3鳥、3犬とストレートに格好良かったところに唐突な不気味さ、不可解さを纏った異形。
出現させる条件というか、たどり着く条件が今もなお、ポケットモンスターというゲームにしては目を見張るほどに難解。
そして、この異形のモチーフ、それは「岩」である。(ですよね…?)
岩の化身とかそんなイケイケな感じなので、イワヤマトンネルでイワークが泣いています。
第2集のジラーチ以来の情景ベースが付属するので特別扱いなのだが、それがなかなかにシンプルな上にボリュームもそんなにないのであまり目立たないというね。
極々自然に馴染んでいるからいいことなんだけれどさ、ちょっと物足りないとかいう贅沢な思いでございまする。
おう、そこはかとない威圧感があるね。
なんていったって、特性はプレッシャー…、クリアボディだったわ。
左肩の分割ポイントが見えたり、右手(?)のパーティングラインは多少気になるところだが許しておくんなまし。
左右非対称で指が存在しないのは、レジアイス、レジスチルと異なるところ。
体に対して、腕がかなり長いので、置き位置や向きを考えないと、情景ベースの高くなっている部分に干渉してしまうことも。
背中の無骨な突起の有無で、後ろ姿の印象がかなり変わりそうな…。
サイズが大きいこともあり、ゴツゴツした感じを絶妙に再現しつつ、彩色についてもはみ出しもほとんどない。
無機質なデザインなので、ちょっとした塗装のはみ出しでも結構な違和感を与えそうなのがこわいところ。
情景ベースは岩場…、というよりはひび割れた大地というほうが近いか。
彼が鎮座していた「さばくいせき」の足元を表現したと言われても納得できますね。
ちなみにベースとの接続部分はないので、置き方は自由。
ただ、足裏がいい感じにフィットする&腕がベースに干渉しないベターな位置があるので、俺はそこに置いています。
突起がなければ、間延びしそうな背中。
背骨から伸びた骨の如くといった感じで、異様さの中にも格好いいポイントもつくるところがまさにプロ。
ギャラドスのせいで大きさの比較をする気にならないけれど、大きさはまずまず。
サマヨールやトドゼルガよりは大きいが、特筆するほどのものでもない。
情景ベースを押し出したいところなのだが、通常のベースも茶色であまり目立たないというね。
準禁止級も禁止級も伝説のポケモンはすべからく、その世代の象徴なので並べると気持ちよさがある。
封印された云々のレジロックにしろ、超古代と銘打つグラードンとカイオーガにしろ、昔からある強大な力というのはロマンがある。
ルックスは伝説のポケモンらしく…、ないかもしれない。
終盤の洞窟とかチャンピオンロードとかに低確率で出てきそうな雰囲気。
ちなみに都市伝説じみた奇形とか原爆とか云々を信じているサイドの人間です。
信じているというか、明らかに意識した上でつくったと思うしね。
残りの氷と鋼はこの弾から連続で出てきます。
どっちも情景ベース付きで、それがイカしてんだよね…。