重量級ジオラマの重々カプセル。
前弾となるぜんこくばん 第4集にラインナップされたフリーザーに続き、サンダーが登場。
この弾は種類数が少なくなったけれど、単体で構成されるカプセルや、そうでなくてもゴロゴロした大型、ジオラマ付属と全体的に豪華なんだよね。
そして、こやつは大型で情景ベースも付属するという豪華絢爛カプセル。
クチバシの接着がね、いくらか曲がっているのだ…。
フリーザーは開口して、優雅に飛んでいたイメージだったのに対して、こちらは無駄に真面目に飛んでいる。
相変わらず目つき悪いぜ。
情景ベースのせいで、斜め後ろからサンダーを見られないというね。
なんか撮り方なのか、頭部がやけに大きく、胴体がちんちくりんに見える…、何故だ。
また、翼はやけに硬質でABSで成型されている。(多分)
尻尾は軟質で、他は硬いんだけれども硬質PVCかな…?
台座から伸びた雲の下に、翼を安置させる窪みがあって、重なっているところがそれ。(伝わる?)
反対側にもあるんだけれど、設計がガバガバでどちらかにしかハマらない感じ。
無人発電所ではなく、雷雲を突き抜けるオリジナルシチュエーション。
雷のエフェクトはもちろんクリアパーツだが、雲もクリアパーツにスモーク塗装している。
また、当時は珍しい直結75mmのカプセルに入っていたことも特徴。
手に入れた限り&記憶の限りでは、この時点で、ぜんこくばん 第4集のパウワウ/ジュゴンとこのサンダーだけだったはず。
そして、雲のパーツが樹脂の塊なのでかなり重いカプセルだった思い出。
幼少期の僕は、思いからカイオーガかな、と思ったのだった。(かわいい)
奥行きのあるサンダー&情景ベースを正面で飾ると、イマイチ大きさが伝わらぬ…。
それにしても、サンダー、ブビィ&ブーバー、ラプラスの3色が美しすぎるだろ!!!
せっかくなので、フリーザーと並べてみる。
サンダーのが豪華なはずなのに、フリーザーが自信満々なせいか、サンダーが卑屈に見えてきた…。
正面から見ると微妙になるもの、あるよね。
親和性バッチリのレックウザ(第9集)と並べてみる。
雷雲はレックウザとも絶妙やろうなあ…。
と、いうことで。
雑 に 乗 せ て み た 。
うん、もちろん、台座の下に乗せたかっただけれどね。
どうやっても、後ろは狭いし、前のめりのレックウザは倒れてくるのさ。
この形に落ち着くまでに結構手こずったんだぜ。
このレックウザ、元々がかなり格好いいので、アンバランスなディスプレイでも十分映えるすごいやつ。
透過する雷エフェクトの奥に、レックウザのその体躯が見える…、素晴らしいとは思わんかね?
いかんいかん…、無駄に取り過ぎている…。
ポケットモンスター エメラルドの挿入アニメーションを思い出しますな。
当時、セーブしたところからやり直して、母に借りたデジカメで直撮りした気が…。
ポケスペでは「粛清の咆哮」という名前だったような…、技名というか儀式の名前というか。
後のシリーズでは、ハイパーボイスを覚えるようになったよね、確か。
下半身(?)を外して、レックウザに付属していた雲を切り裂くエフェクトをつけて、ヴィネット風に。
これ以上、正面に寄ると、体の分割線が見えてしまうのでストップ。
まあ、ヴィネットにしては本体が小さすぎるか。
作りたいものを形にできなかった造形師やね…。
以上、サンダーでした。
半分近くレックウザになってしまったけれど、増量分なのでご容赦。
フリーザーにサンダーときたら、もちのろん、ミスターにらみつけるを期待するでしょう。
そして、それは「ぜんこくばん 第7集」の中に火山地帯のような情景ベースとともにラインナップ…、されていたわけです。
初代「赤・緑・青」のパッケージイラストを元にしたリザードン、フシギバナ、カメックス、なんなら、ポケモンレンジャーにプラスル、マイナン、デオキシスもいました。
そして…、それはね…、幻になったのです―――。