只今、レジスタンス

世の歪みの全てに抵抗する工作活動…、という建前。

【レビュー】ミュウツーの逆襲EVOLUTION 可動フィギュアコレクション【カプセルトイ】

どうしてこうなった( ^ω^ )

 

 

遡ること数ヶ月、ワタクシはもう使わないであろうカテゴリにてこんな記事を書いていた。

 

now-resistance.hatenablog.com

 

それはもう期待大で意気揚々と書いたのだ。

そして、ある日、遂に商品画像が公開されていた…。

 

gashapon.jp

 

え…、いや、あの…、えっ…?

 

酷     く     な     い     で     す     か     ?

 

500円のカプセルトイがこのクオリティでいいのか…?

そこそこ大きめだからいい…のか?

 

ごめんよ、ワタクシは幼少期から痛々しい現在までひたすらにおもちゃを買い続けているからこそ、手放しで褒めるなんてことはできないんだ。(老害)

いや、それにしても半端ないがっかり…。

 

バンダイじゃなくて、タカラトミーが500円のつくってくれたらどんなのになるんだろう…。

いっぱいコレクションなんかはあれで200~300円だし、カプセルアクトは300円でしょ?

頼む、タカラトミーさん…、500円のポケモンの立体物つくってください!

 

(あ、レビューする前からなんて失礼なことを言っているんだ、ワタクシは…。)

 

全種類のカプセル

 

しっかり全種類集めてんじゃね―か!

って思われるかと思うんですが、それぞれ筐体の排出がバラバラで運が良かったというか。

ちなみに6回回して、全種類+アーマードミュウツー1ダブリで最適解でござる。

 

ちなみにカプセルは一番大きいタイプ。

まん丸のやつです、ガシャポートレイツとか昔だとサンライズイマジネイションとかあれ系。

 

リザードンの重さ

 

今回も計っていきます。

 

リザードンは65gで大きいので最重量の上、プロポーションもいい感じで一番イケているラインナップ。

 

ピカチュウの重さ

 

ピカチュウは41gでリザードンの2/3。

 

カイリューの重さ

 

カイリューは57g、結構重いんだけれど、やっぱりリザードンが一番。

 

アーマードミュウツーの重さ

 

アーマードミュウツーは48gとそこまで重くもなく。

ガチャガチャしてはいるんだけれど、細身でむしろピカチュウの重さに近い。

 

ミュウの重さ

 

ミュウは33gと最軽量。

 

リザードン>カイリュー>アーマードミュウツー>ピカチュウ>ミュウですね。

 

カプセル開封

 

ピカチュウカイリュー、ミュウはカプセルを開けた時点で全部組み上がっている状態。

アーマードミュウツーは本体の足が外れていて、台座が別で仕切られている。

リザードンは本体と頭と尻尾が別で仕切られていました。

 

ここらへんは食玩と違って、パッケージが制限されるカプセルトイにも関わらず、すぐに遊べるのが良い。

SHODOはちょっと見習って欲しい。

 

正面からリザードン

 

小売りに向けた紹介画像でカプセルと大きさを比較されていたリザードン

フィギュアがカプセルよりも大きいよ的な。

確かにリザードンは大きい故に満足感あるし、なにより似ている。

 

でも、でもね…、それがこの商品のピークなんだ…。

 

背面からリザードン

 

尻尾はどうしてもクリアパーツではないけれど、尻尾がいい意味で太ましく、竜ってのを感じる。

頭、肩、足、翼が可動。

 

正面からピカチュウ

 

早速、カプセルより小せえじゃねえか!!!

 

使用上仕方ないかもですが、謎ポーズ過ぎるでしょ…。

 

背面からピカチュウ

 

こちらは肩、足、尻尾が可動。

首は動きそうに見えるけれど、動きません!

 

正面からカイリュー

 

ムーミンの世界からやってきたヨッシー。(???)

 

あまり似てはいないけれど、可動するカイリューということで価値はあるよ!

 

背面からカイリュー

 

頭、肩、足、翼が可動。

 

ただ、イマイチ似ていないよなあ、って感じで惜しい。

頭と手足をもうちょっと小さくして、胴体をもうちょっと太くするとそれっぽくなると思う。

まあ、可動フィギュアっていうことでバランスも必要なんだろうけれどね、

 

正面からアーマードミュウツー

 

そして、クオリティはともかく、目玉であるアーマードミュウツー

これだけ見ると頑張ってんなあって思うかもしれない。

 

頭は動かず、腕と足、尻尾の先のみ動くので、SHODOと同じようなもん。

 

背面からアーマードミュウツー

 

台座は今時クリアなのは珍しいからね、不透明でもしょうがない…、か?

カプセルトイの仕様上なのか、背中の拘束バンドは横にシャピーンじゃなくて、ちょっと丸まった状態。

 

正面からミュウ

 

ミュ…、えっ、ミュウ?

なんか君…、顔違わない?

しかも、ミュウにしては太っていない…?

 

背面からミュウ

 

頭、肩、足は動くんだけれど、尻尾が動かないという謎。

動きそうなんすけれど、背中に固定されているんすよ。

どういうこと?

 

かがんだリザードン

 

とにかく、リザードンはいい。

500円たる大きさもあるし、目に力があるので似ているし。

SHODOのように口の開閉はできないけれど、その分自然な頭部にはなっているね。

 

翼の可動域

 

一個前の写真から翼を持ち上げた状態。

上下にも動くんすけれど、前後にも多少動く仕様。

 

翼の上下可動

 

こんな感じに上下にも動くのでそこそこ翼に表情をつけられる。

 

イケメンなリザードン

 

うん、似ている。格好いい。

翼がもうちょっと大きかったらなお良かったけれど、カプセルという都合上なのかな。

 

尻尾の可動域

 

尻尾は取り付けた位置から回転するけれど、色が合わなくなるのは宿命…。

 

ガン見のカイリュー

 

なんかいつにも増して、ムカつくカイリューだなあ…。

 

挑発するカイリュー

 

もっとムカついてきた…。

 

っていうのはともかく、今年はそこそこカイリューも商品出たね。

郵便屋さんの姿でポケモンキッズ、スタイルフィギュア、根付マスコットもかな。

メタルマスコット、アクリルスイング、ラバーもあった。

カイリュー好きにも嬉しい一夏であった。

 

ピカチュウとミュウ

 

ピカチュウは開脚したのがデフォルトの参考写真だけれど、絶対足閉じたほうが可愛いからね…。

真横を向いたミュウと合わせて、狂気が漂う一枚。

 

棒立ちのアーマードミュウツー

 

SHODOと違って、ミュウツー本体と拘束具は別パーツをくっつけたわけじゃないので、全部塗装で色分け。

すごいのは認めるけれど、発色も良くないし、ところどころ甘いのもあって、ピカチュウとかミュウとかそっちのコスト削った先の500円でこれかよってレベル。

 

前屈のアーマードミュウツー

 

誰得な可動域。

まあ、可動というか製造上の産物。

可動フィギュアっていうからには頭は動いて欲しかったなあ…。

 

台座は中が空洞。

 

後ろから前屈のアーマードミュウツー

 

スイング同様に手の甲の拘束具は塗られていないけれど、尻尾の緑色は塗られている。

差別化なのか分からんけれど、手の甲のほうが大事じゃね…?

 

SHODOのリザードンと比較

 

SHODOのリザードンと可動フィギュアコレクションのリザードン

首、肘関節、足首、尻尾が稼働するSHODOは色々なポーズがつけられる。

一方、可動フィギュアコレクションのほうは可動域は少ないけれど、似ているのでいい感じに差別化できていると思う。

 

側面からリザードンを比較

 

うん、可動域のために分割が多く、その分あれこれ失ったリザードンってのがよく分かるSHODO。

可動フィギュアコレクションのほうは似ているけれど、例えば、頭なんかはフルで上げてもこれだから可動フィギュアって感じではない。

 

SHODOのアーマードミュウツーと比較

 

これなんかも顕著な違い。

そもそもSHODOのほうが大きいし、発色もいい。

なにより拘束具は別成型なので色分けが綺麗だし、質感も別れていて、美しい。

ランナーから切り取るのが面倒だったSHODOの拘束バンドはその分シャープ。

おまけに台座もSHODOは目立たないクリアパーツなのに、可動フィギュアコレクションのは…。

 

背面からSHODOのアーマードミュウツーと比較

 

税込みで500円の可動フィギュアコレクションと、税抜きで500円の可動フィギュアコレクション。

とはいえ、圧倒的なクオリティの差でなんだろうこれって感じがすごい。

ワタクシが可動フィギュアコレクションのほう関わっていたら流石に恥ずかしいレベル。

売れればいいってのは分かるけれど、自身持って、世に出せるものを作って欲しい。

 

SHODOのミュウと比較

 

もはや、なにも語る必要もない…、よね?

企画、制作の段階で誰もなにも言わなかったのか…?

 

なけなしの台座もなければ、そもそも顔が似ていない…。

諸々に狂気を感じる、逆に今年の夏のワーストだわ、おめでとう。

 

背面からSHODOのミュウと比較

 

あ、はい。

 

リザードンとカイリュー

 

メンチ切るリザードン

どちらもなかなか大きいけれど、やはりリザードンのが全体的に大きいね。

 

片足上げたピカチュウ

 

片足上げたピカチュウは可愛い。

こんなポーズのフィギュアは珍しいと思うので、ピカチュウはある意味買いかな。

 

リザードンとSHODOのミュウツー

 

クオリティの高いリザードンとSHODOのミュウツーダブルバトル的な。

いい組み合わせ、クオリティ高いのはなんか安心する。

 

正面から全員集合

 

リザードンはいいのになあ…、ミュウは狂気そのもの。

アーマードミュウツーは頑張っているのは分かるんだけれど、そうじゃないんだ…。

 

背面から全員集合

 

さようなら、初の500円ポケモンガチャ。

また合う日まで…。

 

ぐちゃぐちゃ

 

ということで、ミュウツーの逆襲EVOLUTION 可動フィギュアコレクションでした。

 

最初に文字情報だけ見たときの興奮を返して欲しい。

大きさはともかく、モノ的には昔の200円のアクションフィギュアそのものってのがなんだかなあ…、って感じ。

 

クオリティも良し悪しで、リザードンはかなりいい。

アーマードミュウツーは頑張っているのは分かる。

ピカチュウカイリューは及第点、500円と言われるとちょっとよく分からんってなるけれど。

ミュウは狂気そのもの、おはらいしてもらったほうがいいレベル。よくこれでゴー出したね。

 

500円ってことも鑑みれば、総合点40ってところ。

ポケモンのものは売れないから大量生産が出来ずに、クオリティが低いんだろうなということが分かる。

ガンダムに比べるとどうしてこうなった…、と思ってしまう。

 

ごめんよ、愛故にって言ったら許されるわけではないが、愛故にこの評価です。

この可動フィギュアコレクションってのは99.999%、次が出るブランドではなく、この劇場版名義でのものだろうけれど、次出るとしたらまた買います。

 

じゃあの。

 

 

 

商品概要(略式)

メーカー : バンダイ

商品名 : ミュウツーの逆襲 EVOLUTION 可動フィギュアコレクション

ラインナップ : 全5種類

発売日 : 2019年7月4週目

価格 : 500円(税込み)