「SHODO ポケモン」の後編。
前回に引き続き、SHODOのポケモンっす。
写真の枚数はあまり多くてもなと思って、今までは多くても25くらいだったのが、前回は組み立てだけで45枚くらいになっちゃって。
その上、色々とポーズつけていたらそっちはそっちで100枚くらいになっちゃって、無駄なの消しても80枚だったんで、分割しました…。
えっ、残した写真もほとんど無駄だって?
まあ、今見返すと同じようなポーズを角度変えたりして、撮っただけだなとは思いました。
では、早速。
その前に比較。
高さも横幅も仮面ライダーのほうが大きくて、奥行きもわずかに仮面ライダーのほうがある。
ほとんど完成済みの仮面ライダーはキツキツで入れるとダメなんでしょうな。
一方のポケモンは前回書いたとおり、かなりの組み立てがあるんで、詰め込んでもいい…、のか?
さて、本題。
ポケモン界、永遠のダークヒーロー…、ミュウツー!!!(ヒーロー?)
プロポーションが素晴らしい、めっちゃ似ていると思う。フィギュアーツより似ているまであるよこれ!
今回のSHODO ポケモンのクオリティはというと、ミュウはそもそもやたらと動くタイプではないし、アーマードミュウツーはほぼ動かないから、残り2種類なんだけれど。
ミュウツーとリザードン、どちらも高い水準で安定したクオリティだと思う。
仮面ライダーに比べるとちょっと残念なのかもしれないが、フィギュアーツほど高くもない価格で集めやすい、小ささ故に並べやすいサイズでこのクオリティはなかなか。
まあ、頭から伸びている管の処理は妥当なんだけれど、イマイチ取り回しにくかったり、足の付根が横に動いたり、手首も動けばもっと良かったけれど、限界はある。
いつか大掌動みたいな豪華版出してくださいよ。(それでもこんなには動かないけれど。)
ミュウツーボールを出現させるシーン。
らしいポーズをとれる汎用的な手の表情になっていますな。
よくある斜めアングルで腕を伸ばすミュウツー。
可動域の関係で似ているようで似ていない、そんな感じ。
やっぱり足だな~、右足をもうちょっとこっちに向けたいよね。
横顔も似ているなあ…。
足がもうちょっと長いほうが好みだったけれど、原作のイラストだとこんなものか。
映像作品だとサイコキネシスは映えないので、ダークなエネルギーボール投げつけさせていたミュウツーの逆襲。
で、金銀から出たシャドーボールがミュウツーの技の代名詞になったという…。
ゲームでは構成に入れないのが大多数だと思うけれど、フィギュアーツでもヴァリアブルアクションでもシャドーボール。
ただ、デフォルトの手の形が自然体なので掴むかたちなんだよね…。
平手で放つ感じのがやりたいよなあ…。
というか、シャドーボール黒すぎない???
成型色の単色にするとしてももうちょっと紫のほうが違和感なかった気が…。
ゴリラのハナクソと言われてもこれは仕方ないね。
お、なかなかいい写真じゃないです?
まあ、実際はこんな足して、撃ったりしないけれどね(´・ω・`)
ミュウツーの頭部からの管は頭側についていて、その先はフリー。
まあ、そこ繋げてしまうと頭動かせないから妥当な構造。
下半身の紫色足りないのはやっぱり気になるなあ…。
そして、シャドーボールは指をはめて、固定するようの穴が3つと肉抜きの貫通した穴があるんだけれど、なんだかんだ肉抜き目立つね。
足を上げても保持できるのが尻尾キャラクターの強みb
こんな野球少年ばりにヒロイックな投げ方はしないと思うけれど、可動フィギュアならでは。
膝関節が二重関節なりでもっと曲げられたらなお良かったけれど、しょうがない。
なかなか良さげじゃないです?
あ、あと、今作ではシャドーボールというか白色のエネルギーボールでどちらかというと波動弾っぽかったような…。
みんなのアイドル、ミュウたそ~。
下に向けた腕と丸まった尻尾をつけております。
よく足を上げて、エッチなポーズするミュウたそ。
魔性過ぎる…。
SHODOのミュウはなんか色が濃いんだよね。
テカテカした質感とライティングが相まって、もはやメタリックに見えるという。
ちなみに横に広げた腕とS字の尻尾。
足の裏の肉球がキュート(*´ω`*)
劇中でミュウが作り出すエネルギーボール。
体よりも大きいこれがあるとまた違うね。
頭と首の分割が気になるけれど、それでも可愛い後ろ姿。
ベースと支柱は倒せる範囲に限界があるけれど、ボールにミュウを載せて、限界まで倒しても転倒はしないよっていう画像。
実際にやってみるとよく倒れないなって思いましたゾ。
無邪気なミュウ…、尊い…。
そして、ミュウツー同様のまともに稼働するもう一体。
3パーツ構成の腕でもあまり動くわけではないかも。
ドラゴンクローというかきりさくというか。
目は力強い感じのリペイントして、口の中は赤で塗るといいかもね。
デフォルトだと間抜けなツラだなあ。
首は少し曲がったパーツになっていて、後ろが丸まった状態だと上を向こうとしてもせいぜいこんな感じ。
首の丸まったほうを前にするとこんな感じで上を向ける。
ちなみに尻尾の炎は片方だけに黄色があるので、逆側は赤一色。
エフェクトパーツで一気にそれらしくなるリザードン。
単体だと不完全ってわけじゃないんだけれど、赤のパッケージさながら不思議と絵になるのは間違いない。
ただ、エフェクトがちょっとチープな気も…。
魂エフェクトとかなかなかいいのに何故こうなった。
翼膜の色がなくなると鮮やかさがなくなってしまうけれど、逆に竜らしいシルエットが際立つっすね。
(翼に翼膜の色が透けているの気になるけれど…。)
豪快な一枚。
足と翼をもっと動かせればと思う惜しい一枚でもある。
正面に火炎放射をうつリザードン。
汎用的故に目線がちょっと合っていないね。
あと、火炎放射は重みがあるので、こんな感じで下を向くか、さきほどのように上を向くかという感じ。
中途半端に上を向かせたくても火炎放射の重みで下に下がってしまうのですよ。
滑空するリザードン。
無理矢理感は否めないんすけれど、まあ、それなりにね?
ちなみに全種類に3mm(?)の穴はついているので魂ステージとかアクションベースとかあれば、浮遊させることももちろん可能。
そして、今弾の目玉、アーマードミュウツー!!!
今回は全てが目玉みたいなもんだけれど、注目度でいったらワンランク上だよなァ!?
後ろ姿は増して、重厚な感じ。
…、いや、やっぱり拘束バンドのランナーから切り離した跡、めっちゃ目立つなあ…。
金属が経年劣化で錆びたような感じはこれには要らんのだよ…。
正直、今弾で一番気に入らない部分。
腕と足を上げた状態。
腕はともかく、足を上げるシーンなんか一つもないよね。
そもそも思えば、アーマードミュウツーは腕を動かす程度で、大体がオートでバリアー出したり、眼力でサイコキネシスやったりって感じなので可動域もむしろ合っているのか…。
小さい台座がついているので、普通に保持できる。
ちなみに写真撮るのを忘れたんすけれど、背面の拘束バンドも丸形のパーツを差し込んでいるだけなので縦方向には動きます。
だから、もっと上下に広げて、ケレン味効かせることもできる。
両腕を広げるポーズなら自然かな。
ケンタロスの群れを止めたときとかはこんな感じだったっけ?
くっついてはいるものの、本体と拘束具は別パーツなので当たり前ながら色分けがいい。
腕や足首の拘束具の緑色があるとより格好いいね。
悪魔的シルエットのアーマードミュウツー。
尻尾の拘束具の緑色はオミット。
ここ塗られていたのは唯一スイングだけかな。カプセルアクトは塗られているだろうか。
ミュウがでかい…。
ちなみにD-ArtsやS.H.フィギュアーツのミュウツーとSHODOのミュウは大きさがいい感じらしい。
遠近法でなんとなくちょうど良さそうなミュウツーとミュウ。
…、ベースのせいで違和感半端ないっすね…。
ポケモンの対戦画面的な。
ミュウがボケちゃっているなあ。
いや、やっぱり再現度高いね、SHODOは。
なんだかんだ言いつつもポケモンの食玩の中では高いだけあって、この価格ラインは我々が望んだものだったんじゃないだろうか。
「躾のなっていないリザードンだな」…、だっけ?
ミュウツーのバリアー!
(バリアって書きたいんだけれど、技名でバリアーってあるので仕方なく…。)
そう、勘のいい貴殿はお気づきかもしれない。
ミュウのエネルギーボールを半分だけ使用しているんすよね。
位置的にはこれでもちょっと高めなんですけれど、斜めにしないともっと高くなってしまうのでこれが限界。
「いや、足守っていないじゃん」、っていうツッコミもワタクシには聞こえているゾ!
今作はバリアーの表現もちょっと従来と違っていて、新鮮でしたね。
パキッとした感じでもなく、もやもやヌルヌルした感じでもなく、網状の白い電磁バリアみたいな感じで。
うん…、それなりというかやっぱりしょぼいというか…。
まあ、アイディアは褒めてください。(懇願)
調子に乗るとこれインターネッツに載せたのワタクシが初だったりしない!?(迫真)
!?
過去、未来のビジョンが現在とシンクロするような演出、いいよね…。
(そんなんないけれどね。)
というか、アーマードミュウツーにバリアーつけるともはや強化アーマーから発生したものに見える。
そしてそして、ミュウはボールの中に入れられます!!!!!
ボールの中には元々の支柱があるので、それに固定させることでキレイに正面向かせることも可能。
っていうのを発見して、ツイッターでそんなことやっているやつ誰もいないんじゃね?
と意気揚々と検索したら前日にその写真上げているお方がいて、意気消沈…。
まあ、ワタクシでも思いつくんだからそりゃもうみんなやるよね。あたり前田のクラッカー。
出たよ、ワタクシお決まりの精神世界的なやつ。
お前も俺だな…、的なあれ!
自分が偽物だった的なあれ!!!
高精細なオリジナルアーマーがラスボスのロックマンゼロ3は傑作中の傑作。
パッケージアートもかなりの上位であれは忘れられないでござるね。
って、なんの話やねん。
「まさか、私がつくられた偽物だというのか…!」
いや、大丈夫っす。
どっちもつくられたポケモンっす。
そして、またミュウツーに戻り。
全てに穴が空いているので、ミュウのベースはどれにも使える。
どのラインナップも浮遊できるので全部につけても良かったくらいだけれど、そうはいかないよねと。
ベースのためにミュウを複数買いする価値はある。
前に倒すとこんな感じに。
リザードンとかアーマードミュウツーは流石に無理だけれど、ミュウツーもミュウ同様にどこに傾けても保持できる。
後ろに倒すとこんな感じ。
まあ、こんなディスプレイはないだろうけれど。
うんうん、それっぽいかも!
ちゃんとした別売りのベースがあれば、もっとポージングも捗るかな?
(魂ステージもこの間買ったんですが、未だに組み立てていないのは内緒。)
もうこれはあれだ、螺旋丸だよ。
そうだ、しっくりきた。螺旋丸だわ。
ごめんよ、ミュウたん。
エフェクトパーツの構成上、君はどうやってもやられ役なんだ…。
螺旋丸!!!
ミュウのほうはあの…、ペインのあの範囲攻撃…、なんだっけ。
もはや使い方が違うシャドーボール。
許せ、サスケ…、これが最後だ…。
これはあまり浮遊させる必要性ないけれど、翼のあるキャラクターは浮かせたいよね。
浮遊させることで神秘性は出るんで。
重さやベースの制限で飛行するリザードンはこれが限界。
まあ、これはこれでなかなか。
(浮かせる必要性ねえな…。)
あ、でも、格好いい。
劇中ではアーマードミュウツーが浮遊する場面ってなかったよね、たしか。
唯一、ロケット団のアジト(?)出るときにある程度アーマーをパージした状態では浮遊していたけれど。
「命をかけて、かかってこい…。」
…、とか言いそうな感じ。(そもそもルギアのパクリ。)
さて、最後は暗いライティングで何枚か。
足をもっと閉じたい、そんなミュウツーの写真。
こっちはもっと足を開きたい、そんなミュウツーの写真。
ミュウツー「私はこの世界で一番強いポケモンとして…、人間につくられたのだ!!!」
アルセウス「ほう…。」
神秘MAXのミュウたん。
とはいうものの、暗闇が似合うポケモンじゃないからね。
ミュウは森とか美しい水辺とかそういうのが似合う。
このボールに入っているのお気に入りなんすけれど、劇中だとミュウツーが嵐を起こしたときに、水中の底に映るだけなんすよね。
ちなみに元々、上にある凸が下に向けてからはめます。
ミュウが若干マジで浮遊しているように見えるのは中の支柱を挿しているからね。
飛行中というか突進中のリザードン。
目線も尻尾も見えなくても格好いいですなあ。
翼をもっと広げられたら…。
口を閉じるとアホっぽさが抜けるのでオヌヌメ。
なんかすげー頼りになりそうな面構えじゃないっすか、リザードンパイセン!
足の裏もちゃんと色分けされていますゾ。
思うんすよ、エフェクトが透明な火炎放射なら本体の尻尾の炎もクリアパーツにしてくれよ…。
ラインナップごとの金型だとしてもアーマードミュウツーの拘束バンドはクリアだったやんか…。
こう見るとリザードンも神秘的。
ポケモンカードゲームのダブルブレイズのリザードンも随分良かったが。
闇に光る鎧っていいよね…。
ガチャンッ…、って音とともにいくつもの電気が点いて、全貌が明らかになるシーン…、いいよね…。
鎧姿って、哀愁あるよなあ。
エモい、なんかエモい。
アーマードミュウツー、出ます…!
ガンダム的なね、カタパルト的なアレ。
光に照らされた拘束具が美しい…。
もう大魔王だよ、これ。
「勇者よ、待っているぞ。」って聞こえる。
ただ、劇中ではただの拘束具でしかなく、それもほぼ無意味でオープニング前に破壊されるっていうね。
なんか前回もこんな写真で終わったっけ。
芸がなくて、すんません。
疲れた、全80枚の写真でした。
でも、ポケモンが好きなだけなら一個540円は安くないし、540円の食玩にしては食玩マイスターからはしょぼいって思われるかもしれないけれどね。
全体的な感想としては概ね高評価でも差し支えない感じ。
ミュウ、拡張パーツセットなどコストを抑えつつ、ミュウツーやリザードンのクオリティに努め、アーマードミュウツーという540円の限界に挑んだ傑作やと思います!
ここの分割が、ここの可動域が、とか希望は無数に出てくるんすけれど、それはおそらくこの価格とキャラクターデザインでは難しい話なのかもしれないと飲み込んだ。
ただ、リザードンの尻尾の焔はクリアパーツにして欲しかった…。
逆にアーマードミュウツーの拘束バンドはランナーの切り取り跡が残るんで、グレーの成型色にしてほしかったよ…。(まあ、硬質パーツにする必要性も分かってはいますけれど。)
まあ、ぶっちゃけ、この程度の価格は今の時代ザラだし、ポケモンでこういう価格路線のものは少ないからかなり楽しかったです。
賛否両論ある上にイマイチ盛り上がっていないし、ナンバリングもされていないので、今回限りの劇場版名義食玩で終わる可能性も大いにあるよね。
次回以降出るとしてもリザードンが出たから、フシギバナ、カメックスは個人的に来て欲しいのと、あとは定番のルカリオとゲッコウガあたり?
でも、そこらへん出したら立体化できる&請求力あるのってあまりいないよね。
ソード&シールドの発売タイミング合わせて、ザシアンとザマゼンタ出したら売れるだろうけれど、あのデザインはなかなか大変だろうし。
出なかったら出なかったでお金使わずラッキーだし、出たら出たでまた全部買いますよ。
いっそのこと装動で大型のポケモンとかメガポケモン出してくれてもええんやで…?
商品概要(略式)
メーカー : バンダイ
商品名 : SHODO ポケモン ミュウツーの逆襲 EVOLUTION
ラインナップ : 全5種類
発売日 : 2019年7月22日
価格 : 540円(税込み)