只今、レジスタンス

世の歪みの全てに抵抗する工作活動…、という建前。

【レビュー】ポケットモンスター 立体ポケモン図鑑 SPECIAL 04 ミュウと波導の勇者 ルカリオ編 「CAPSULE 3 レジスチル」【カプセルトイ】

カプセル3がレジスチルという衝撃。

 

 

このシリーズは図鑑と銘打っているだけあって、番号順になっていたんですよね。

ところが、SPECIAL02からあれこれ前後して、ぜんこくばんは大体順当なのにアンノーンがカプセル1になる謎の采配。

 

食玩とかカプセルトイだと人気ポケモンがデカい面で一番目のことが多い中、原作へのリスペクト感じるいい部分だったのになあ…。

同時にDPからはディスプレイ台紙とミニパンフレットなどのビジュアルがポップになったのと、途中からはメインのポケモンをカプセル1にしたり、個人的に残念だった思い出。(面倒くさいオタク)

 

www.takaratomy-arts.co.jp

 

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まあ、愚痴はここらへんにして、今回はレジスチルのバージョン2ですゾ。

 

正面

 

なんやこの手抜きィ!!!!!

 

左斜め前

 

いや、伝説のポケモンオンパレードだから一つひとつのクオリティが落ちるのは子供ながらになんとなく分かっていたけれど…!

(レジアイスも不透明だったし…。)

 

でも、SPECIAL03はかなり良かったのになあ…。

逆にあれが特別規格外だった…?

 

左斜め後ろ

 

真横からじゃなくても分かるこの薄さ、上半身はもっと不自然に大きくて、不気味なアンバランスさが特徴の一つなのに…。

もうね、こだわりが微塵も感じられないやる気のなさ…、当時の俺は泣いた。(泣いてはいない)

 

右斜め前

 

このマットな彩色も取り扱いはツヤありも楽でいいんだけれど、安っぽい印象を強めている気がするかな…、もったいない。

 

ちなみにポーズは波導の勇者ルカリオのキービジュアルのもと思われる。(本ポスターのメインビジュアルではないやつね。)

レジロックいわなだれレジアイスれいとうビームレジスチルはかいこうせんを繰り出しているやつ。

レジスチルはそもそも微妙な構えだからアレだけれど、他の2匹のポーズは分かりやすいと思われる。(上のURLからどうぞ。)

 

右斜め後ろ

 

情景ベースは3レジにそれぞれ同じ雰囲気のものが付属して、接続はないものの繋がる仕様。

まあ、繋がっても情景が浮かぶものでもないし、デオキシスの満月のようになにかが完成するわけでもないのでなんとも…。

 

本体がこのクオリティなら、申し訳程度でもポスターのエフェクト付けてほしかったなあ…。

 

背面

 

まあ、コストとの兼ね合いもあるだろうし、部外者があれこれ言ってもね、とは思うけれど。

発売時期がぜんこくばん展開中だった気がするし、スケジュール的にも大変だったんだろうか。

 

第7集のレジスチルと比較

 

第7集のレジスチルと並べてみる。

 

上半身の球体のような前後の膨らみ、点字のバランス、腰の塩梅、彩色…、全てが上位互換じゃ、このハゲーーー!!!

 

パッと見の情景ベースは個人的にシリーズでも屈指のクオリティだし、本体もケチのつけようがないほどの再現度。

故にSPECIAL04はどうしてこうなったのか。

 

カプセル1、カプセル2、セレビィと並べる

 

文句言いつつ、大きいのはやっぱり良さを感じる。(小さいのと比べつつ)

大ボリュームは大正義。

 

グラードン、カイオーガ、レックウザと比較

 

あっ…、これはホウエン伝説の恥晒し。

 

レジスチル

 

以上、SPECIAL04版のレジスチルでした。

 

まあ、がっかりしたのは嘘じゃないけれど、当時はルカリオの情景ベースが格好良すぎて、こっちはわりとどうでもよかったとかなんとか。