当たり前のように緻密さが求められるカプセル。
コイルとレアコイルの難儀な細かさはもちろん、アメタマとアメモースも細かったり薄かったりで大変ですよこれ…。
はがねタイプの繋がりでコイル、レアコイル、エアームドのほうがよかったのでは…、なんて言うのもおこがましいか。
写真越しでも分かる細かさ…。
造形はもちろん、彩色も細かい部分が多々あるのでかなり面倒くさい部類な気が…。
アメタマはほっぺのピンクがちゃんと彩色されていて…、と書こうと思ったが、これがないとめちゃくちゃ違和感ありそう。
コイルは小さいのに胴体(?)とネジの色が違ったり、磁石の先の色もあったりでこれまたエグい。
アメタマの足はもっと細いほうが再現度は高くなるけれど、金型で成型できるギリギリ、あるいは接地しておいてもヘタらないギリギリといったところか。
また、頭部の黄色が綺麗に彩色されている。
コイルの支柱は一部を挟むタイプで、頭部のネジ山の部分を挟むとピッタリなのですが、そうすると台座にほぼ接地してしまうので、支柱の上に置くだけにしています。
アメンボから蛾になったアメモース…、どうしてそうなった。
羽の模様が目になっているというよくあるあれ。
外側の5つの白いところがまたなんとも彩色の手間を感じさせる。
レアコイルはコイルより大きくなったとはいえ、それが3つ…、これの生産ラインは罰ゲームかなにかか…。
アメモースの薄い羽も限度はあれど、カプセルトイとしてはかなりの薄さで再現されています。
うーん、生産が大変そうだなっていう感想しか出てこない。
これが複数あるラインナップのうちのただ一つで、それが200円という事実に改めて、驚くばかり。
個人的にはどちらかというとハズレ扱いのカプセルだったので、今こうして見るとすごいなあ…。
唐突ながら、DP05ではコイル、レアコイルにジバコイルを加えたセットが収録されている。
まあ、こっちにはアメタマとアメモースが一緒なので下位互換ではないですぞ、というハナシ。
ラルトス一族と一緒に撮ると全体的に爽やかになる説、提唱していきたい。
余談だが、アメタマもラルトスと同じ場所に低確率で出てくるので、意外なところに共通点があるのだ。
ほぼ最序盤で最初の一匹にジグザグマとポチエナを加えるだけでなく、出てくるまで粘ることでラルトスとアメタマも手持ちに入れられる。
発売当時、自分が知らないこの2匹を友達が連れていた日には、どこで出てきた状態ですよ。
(まあ、ガキながらにマイナーチェンジ(エメラルド)を待っていた自分はそんな体験もしていないのですけれどね。)
という感じに、個人的にはアメタマもまたちょっとした特別なポケモンなのだ。
ゲームでやたらと強かったり、滅多に出てこなかったりするポケモンはそんな風になるよね。
謎の混合セットでした。
これよりも小さいものが少なからずあるので、感覚の麻痺もいいところだが、小さい上に造形も複雑で彩色も細かいとかイカれているからね…。
2020年のコスト状況だと、500円のカプセルトイならいけるんだろうか…?
購入層は確実にいるだろうし、一回500円なら採算とれる気がするけれど、そんな単純な話じゃないよね…。
タカラトミーアーツさんよ、バンダイのスケールワールドってやつが、トレーナーとポケモンのセットで銭ゲバしているんで格の違いを見せつけてやってくださいよ。
まあ…、なんてね。