カプセル1と比肩する組み合わせの秀逸さ。
なんか秀逸秀逸と連呼しているからバカの一つ覚えみたいなんだが、本当に秀逸なんだよね。
カプセルが許容するギリギリのサイズになんとか収めたというわけではない。
ゲーム内の生息地でいえば、コータスにはドンメルとバクーダのほうが相応しい。
では、完全に一致する回答から少々外したほうがいいのか…、それは分からないが、本能的に訴えかけるものがある。(大袈裟)
まあ、そういう組み合わせだったり、ラインナップだったり、筐体用のディスプレイとミニパンフレットなどのデザインなんかにも関心を持ってしまう人種は少なくないはずだ。
(あ、なんかボケている…。)
このコータスがサイズのわりに密度感のある造形で当時からお気に入り。
首から頭、四肢と尻尾は有機的な柔らかさがあり、特徴的な甲羅は直線で描かれる部分も多く、色合いも相まって、全体に重量感を与えている。
ちょっと前のめりのお座りポーズで立体化されたロコン。
彩色がなかなかの精度で悪くないのだが、顔が気持ち長い感じであまり可愛げがない気がする…。
一方でクルッとまとまりがいいロコンの尻尾は小さめに感じる。
もう少し大きいほうがフワッとした、らしさがあったのではないだろうか。
(なんか全体的に写真が悪い…。)
キュウコンは柔和な雰囲気のロコンと打って変わり、鋭く、シャープめなデザイン。
真っ白い体毛に暖かな炎が染み込んだような体色に、真紅の目…、神々しさと禍々しさを感じるそれはまさに妖狐である。
造形はこのサイズでの強度の問題もあってか、シャープさはややもの足りないが、マットな質感により雰囲気はある。
写真だと分かりづらいのだが、コータスの白煙は経年劣化でちょっとだけ黄ばんでしまった…。
ちなみに丸軸なので横方向に回転させることができる。
コータスの甲羅は結構込んでいるよなあ…、赤丸の部分もそうだが、薄いモールドもあるし、間延び感がない。
キュウコンの尻尾は後ろから見ると問題ないんだけれど、一つ前の写真なんかだと脇の尻尾の根本が本体についていないのよね。
個人的にかなり気になるところ、もったいない…。
あまり要らない構図かなと思いつつ、いつも横から撮っています…。
コータスは結構ゴツい部分あるんだからもっと大きくてもよかったよね。
キュウコンはほぼ尻尾しか見えないやんけ…、何気に座っていないキュウコンは珍しい…、のか?
救いの暖色系と白色で鮮やかに。
小さい上に細かい造形と彩色のものが並んでいると、その緻密さに圧倒される。
これは間違いなく…、グラードン派のカプセル…。
以上、コータスセットでした。(ロコンセットか…?)
第1集でポチエナ、グラエナ、アブソルの記事を書いたときに、キノココ、キノガッサ、カクレオンのセットとコータス、ロコン、キュウコンのセットも早く書きたいと思っていたので、ここまで生きてこられたことにめでたし。