序盤の譲れない相棒だった―――。
初ポケモンは「ポケットモンスター ピカチュウ」だったので、最初の三匹どころか最初の一匹なわけです、選択肢(?)がピカチュウオンリー。
でんこうせっかを覚えるまでは、でんきショックなので、タケシのイシツブテ、イワークに対するヒトカゲ以上の受難。
攻略本には、セキエイこうげん前のマンキー云々書いてあるのだが、一緒に進めてくれた母上が、にどげりを覚えるニドラン♂を育ててくれた思い出。
そう、当時は小学生ですらなかったあの頃…。
今弾、メインに据えられているのはニドキング。
ホウエン地方 第3集のボスゴドラ、ぜんこくばん 第3集のカイリューと同じ2進化ポケモンスタイル。
見事な薄紫色。
ニドリーノを真ん中に配置すると、ニドキングがかなりはみ出る。
♀と違って、お顔が崩れてもいない上、必要以上にカッコ可愛い感じに。
ニドリーノはちょっと頭部がデカいような…?
もとから四足歩行の生き物として随分とバランス悪そうではあったけれども。
刺々の造形と斑点のような模様も精度が高く、色合いも相まって、仄かに美しいフィギュア。
ニドリーノは初代ポケットモンスターのオープニングのラストにも出てくるということで、地味にクラシックな一匹。
その相手はゲンガーなのだが…、ゲンガーではないかもしれない…、のちにゲンガーになっただけのそれは…。
Zガンダムのオープニングに出てくる謎のMS的なアレ。(あっちは答えが出ているけれど)
そして、目玉のニドキング。
ニドキングか、これ…?
安全基準で刺々が丸っこくなっているのは分かるのだが、それ以上に全体的なレベルで丸いんだよな…。
ポーズのせいなのもあるかもしれないが、薄紫色のニドクインと言われても納得してしまうかもしれん。
長めの尻尾が怪獣然としていて、一番のお気に入りポイント。
そういえば、サカキの相棒的な一面もあるんだった。
アニメイメージからペルシアンやミュウツーの他、サイドンなんかもあるけれど、個人的にはニドキングが一番しっくりくる。
この大きさの変わり様もいい。
個人的に、モンスター育成ゲームによる黄金比率であります。
そして、忘れてはいけないのがニドリーノからニドキングへの進化は「つきのいし」を使用するということ。
パッと見、Lv.36あたりのレベルアップで進化しそうな感じもするが、実際は非常に神秘的。
冒頭にも書いたとおり、序盤から一緒にいる相棒(サブ)だったので、データ消したり、リメイクをプレイしても、つきのいしはまずニドリーノに使っていた記憶。
次点でニドクインなので、ピクシーとプクリンは図鑑完成のためにしか進化させたことないような…。
ニドクインに見えるとはいうものの、やはり相応のゴツさがある…、かっけえ~。
アンノーン以外は序盤勢だが、つきのいしで2進化に到達するその姿は伊達じゃない。
まあ、グラードンと比べるのはね、そりゃあね。
そういえば、サカキはじめんタイプのエキスパートでもあるから、グラードンとのタッグも見てみたい気がする。
(そんなことしたら、マツブサの立場がないか…。)
以上、ニドラン♂セットでした。
オープニングの重要な位置に抜擢されたり、つきのいしで進化したり、それがサカキの相棒だったりする地味に出番の多い進化系。
本シリーズでは、良さが出ていない感じでちょっと残念。
なんか、「兎に角(とにかく)」がデザインの由来だとか、そうじゃないとか。