デオキシス、再び―――。
第6集のラストに続き、第7集のラストも担ってしまえる幻のポケモン、デオキシス。
前弾では両腕に当たる部分が触手になっていたのが、今弾では人間の腕のような形状となっているのが主な変更点であとはちらほらと違う。
今弾はコンプリートしているので、当然のことながら記事数もそれなりに多くなりました。
第1集なんかは2記事で終わってしまったからね…(´;ω;`)
…。
………。
……………、いささかにシュールというものではないだろうか…?
そのポーズはなんなのと言いたいところだが、おそらくはアニメの版権絵の一つを立体化したものだと思われる。
第6集の筐体用ディスプレイ台紙、ミニパンフレットのメインビジュアルにも使われているやつ。
ただ、あのイラストは地に足をつけて、胴体をいい感じで引き、腕を絶妙に伸ばして、構えたような雰囲気だから格好いいのだ。
一方、立体化されたこれは浮遊している上に、腕と脚の伸ばし具合、胴体の引き具合が中途半端で大変残念なことになっている。
(これではあれとかこれとか揉もうとしているただの変態だよ…。)
第6集のデオキシスと同様に満月を3分割した情景ベースが付属するのだが、前弾のものと全くの同一となっている。
残りの2/3はSPECIAL02に収録されたアタックフォルムとディフェンスフォルムであり、故にノーマルフォルムはどちらか片方を使用することとなる。
かなC…。
どうせ余るなら、スピードフォルムのように単体で完結するものでよかったのになあ…。
ちなみにスピードフォルムは通常の小さい台座がクリアグリーンで成型されたものであり、初登場となるゲームのエメラルドに由来するものと思われる。
まあ、そこまで質素でなくても隕石を模した情景ベースだったりしたら、明るい満月と対照的でグッとくる。
ポーズと造形はともかくとして、彩色はまずまずといったところ。
ふとももとか手の甲の塗り分けはあまり褒められたものではないが…。
しかし、一つ前のレジスチルと比べると、コストのかけ方があまりにも違うのでは…。
いや、デオキシスにコストをかけなかったからこそ、レジスチルがバチバチのハイクオリティだったんだとは思うんですけれどね。
真横から見ると尚のこと謎ポーズ…( ^ω^ )
どうしてこうなった案件…、だがそれがいいのかもしれない。
なにかに驚いたデオキシスに見える。
元来、伝説のポケモンより幻のポケモンのほうが基本的に小柄であり、故に第2集のジラーチは超大型情景ベースが付属したのを思うとなんとも物足りない気もする。
まあ、デオキシスのものは弾をまたいだ合体ベースだし、そもそもの構想が違う。
それにタイムリーな立体化で大注目のキャラクターがローコストというのもバランスがとれていて、嫌いではないけれど。
ただ、ジラーチのようにカプセルがギチギチに詰まっていて、劇場版で見たような北極の大地や、ハイテク都市のラルースシティをイメージした情景ベースがついていたならと思わずにはいられない。
なんていう妄想もシリーズのファンなら分かるよな…?(威圧)
これにて、第7集もコンプリートでござる。
デオキシスの赤色が入るとさらに鮮やかな感じに…、と思ったけれど、ラフレシアのが強かった。
一つのセットで大きいベースを2つ使用するものがあったり、それに相当するメタグロスがいたりで2列で収めるのは大変でした…。
触手のデオキシス ノーマルフォルムも入れてみたら…、完成度の差がすごい…。
立体ポケモン図鑑はオリジナルのポーズも多いんだから、脚を伸ばして、腕も下におろしていたら雰囲気もあって、絶対格好よかったと思うんだよなあ…。
そう思ったならお前が作れって話なのでいつか作ろうかな。
理想の情景ベースと併せて、理想のデオキシスもね。(白目)
ちなみに左右が触手と腕で別々になっているものは立体ポケモン図鑑では存在しない。
開発元が同じなのか、非常に似ているつくりの「劇場版 ポケットモンスター DP 10th Anniversary コンプリートコレクション 上巻」に、左右が触手と腕で別々のデオキシスがある。
ただし、それは1/30なので立体ポケモン図鑑とは並べられないが。
上下巻コンプリートしているので、まだまだ先が長い立体ポケモン図鑑が終わったらやろうかな…。(遠い目)
以上、第7集のデオキシス ノーマルフォルムでした。
結構ケチをつけてしまったけれど、本当にもったいないのよねこれ…。
立体ポケモン図鑑シリーズのもったいないランキング10に入れそうな勢い。
まあ、これにて第7集は終了。
次回は第8集へ突入だぜ。