只今、レジスタンス

世の歪みの全てに抵抗する工作活動…、という建前。

【レビュー】ポケットモンスター 立体ポケモン図鑑 第7集 「CAPSULE 7 ダンバル メタング メタグロス」【カプセルトイ】

全人類が待ち望んだ大本命。

 

 

大本命だよな…、だよね…?

 

メタグロスと呼ばれるその異形はボーマンダと並ぶ第三世代における600族であり、高いステータスはもちろん、恵まれたタイプにより無類の強さを示した。

 

技はバリエーションこそ豊富なわけではないが、メインウェポンであるコメットパンチ、DPでは先制技であるバレットパンチを手に入れ、じしん、いわなだれ、だいばくはつと強力な技を手堅く揃えていた。

優秀なタイプ相性は4倍弱点がないどころか、弱点がほのおとじめんのみという驚異の600族を顕現させた。

カビゴン、サンダー、ボーマンダラティオスガブリアスなど、名だたる厨ポケと比肩し、圧倒的使用率を誇った。

 

そう…、誇った…、それは過去形である。

 

あとはもうね、だいばくはつが弱体化したり、タイプ相性の見直しで弱点も増えたし、メガシンカしてもイマイチで過去の栄光ですよ。

俺は今でも好きだけれどさ。

 

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おっと、メタグロスの話ばかりだが、今回も茶々を入れていきたい。

 

正面

 

またしてもいきなり出落ちなのだが、メタングの支柱がないのである…。

支柱の上が大きい円で丸テーブルのようになっていて、そこに乗せるのだがはてさて。

 

あの形状は二つとないので、他のポケモンに使っているわけでもないし、誰か知っていたらマジでどこにいったのか教えてほしい。

 

左斜め前

 

ダンバルはこれまたなかなかに小さく、一番の特徴である目玉も黒、白、赤と努力の塗り分けがなされている。

 

メタングはそのフォルム故かかなりキレイめの出来具合いだが、胴体のヒビなんかも絶妙なモールドで表現されている。

腕が細すぎるので曲がってしまうのを防ぐために、メタグロスとともに硬質パーツとなっている。

 

そして、メタグロスの左腕は折れたので、若かりし頃の俺が接着剤でくっつけたのです…。

硬質パーツゆえの哀しみ…。

 

左斜め後ろ

 

彼ら(彼女ら)の足はスケールが違うだけで同じものという面白い設定(だったはず)なので、ダンバルの足も小さいながらにメタグロスのように筋肉のようにゴツゴツしている。

(こういうときはアップで撮ればいいのにね。)

 

メタングメタグロスは足以外の部分が頭や胴体に見えなくもないが、ダンバルは目玉そのものなのでギョッとするデザインですな…。

トクサネシティにあるダイゴのお家に行くと、Lv.5のダンバルが手に入るわけですが、ほとんどのプレイヤーが驚いたのではないだろうか。

基本的にこの種族はダイゴの手持ちでメタグロスが出てくるだけで、ダンバルメタングはどこにも出てこない。(RSE以外は知らん。)

 

右斜め前

 

どうしてもメタグロスが注目されがちだけれど、メタングも美しいデザインでスタイリッシュだよなあ。

立体ポケモン図鑑のフィギュアとしてもかなりお気に入り…、支柱は失くしてしまったが。

 

メタグロスは見ての通り一番大きいので、手足の筋肉のような形状もよりありありと見え、これがまた美しい…。

はがねタイプのポケモンは生物感よりも彫刻物のような荘厳さがあるから美しいという感じのポケモンが多いよね、ハガネールとかエアームドとか。

 

右斜め後ろ

 

実はこの第7集よりも先にSP02が発売されていまして、劇場版である「裂空の訪問者 デオキシス」の名義によるものなんすよね。

で、劇中のエリートっぽいトレーナーがメタグロスを使うので、SPのほうが先に手に入った、と。

 

フォルムが違うデオキシスはもちろん、ピカチュウからレックウザまで全てがオリジナルポーズの中、メタグロスはほぼほぼ同じ。

唯一、右腕のジョイントが第7集のものは角度が固定されるのに対して、SP02は丸ジョイント(ボールジョイントではない)になっているので、右腕だけは前に向けたり、上に向けたりできる完全版(?)のようなものになっている。

…、っていうのはSP02のメタグロスで書けばいいのか、すまん。

 

発売時期が近かったから申し訳程度の違いで済ませたのか…。

浮いているポーズとか、身体を起こしてからのぶん殴るポーズとか欲しかったのう…。

 

側面

 

メタングの支柱を失くしたのが悔やまれる…。

ダンバルはデフォルトで直置きなのだが、欲を言えば、ダンバルくんにも支柱は必要だったのではないだろうか。

 

背面

 

メタグロスはともかく、ダンバルメタングも地に着いているのはいかがなものか。

(メタングは俺のせいです。)

 

しかし、メタグロス単体でもかなりのボリュームなのに、ダンバルメタング、台座と支柱も1カプセルに収めたのは素晴らしい。

DPの後半だと、メタグロスドサイドンマンムーのように別のカプセルにされていたかもしれないし。

 

第7集のいくつかと比較

 

こうして見ると、メタグロスはやたらと大きいね…。

マルノームサメハダーが霞んでしまう…。

 

グラードン、カイオーガと比較



伝説のポケモンと比べると流石に見劣りはするが、それでも第三世代を代表する進化系には違いない。

ビッグリスペクトっす。

 

ダンバル、メタング、メタグロス

 

以上、ダンバルセットでした。

大ボリュームかつ、シリーズの中でも高水準のクオリティで満足度の高いカプセルですな。

 

ときにスケールワールドは中途半端に出したジョウト地方から一気に現行のガラル地方に飛んだんで、ホウエン地方はいつになるか。

ダイゴとメタグロスはやはり一定の需要はあるだろうし、1/20という立体ポケモン図鑑の倍の大きさなので、サイズの面でも見てみたいところ。

でも、ポケモンのモノは売れ行きが厳しいからそこまで持つかな…、今もなんとかやっている感じがしまっせ。