今なお渋すぎる…。
あの頃、これ目当てに回した少年少女が何人いたのか…。
ちなみに、自分で手に入れたわけではなくて、兄弟とのくだらない掛けの結果でもらったのだった。
漢字で書くと、土忍、鉄火忍、抜け忍…かな?
メンツは渋くてもクオリティはタフ。
ツチニンはギリギリ極小の部類かな。
ディテールがやや太めな気もするが、全体の再現度、細かい眼を含んだ塗装、どれもあっぱれである。
テッカニンの薄羽はクリア素材ではないけれど、ヌケニンの頭上の輪っかはクリアパーツに白い塗装なので、意図的だと思われる。
骨格のある翼というわけでもないので、ほとんど半透明になってしまうのがよくなかったんだろうか。
地味ながら造形、塗装ともにやっぱり再現度高いなあ…。
このやる気ない感じがまさにヌケニン。
テッカニンは大きさで言うとかなり小さい部類なのだが、配色の関係でかなり派手。
また、支柱は上部が太く、その間に腕がいい感じに収まるようになっています。
シリーズでこのタイプの支柱は初かな…?
ヌケニンの特徴はむしろ背面にあるといっても差し支えない。
死者を意味するような輪っかのようなものと、背中に空いた黒い穴。
それに、木とも石とも故の知れない質感の羽。
特性も相まって、今なお異色のポケモンの一匹である。
むしポケモンって、大体のやつが哀愁漂っているよね…。
運命であり、またそれが良いところでもあるのだが。
ヌケニンがボケた…。
グラードンは言わずもがなだが、ハスボーセットのボリュームが際立ちますな。
以上、忍セットでした。
(なんかめちゃくちゃ雑な気もするけれど、施術後の痛みが辛いので撤退…。)
しかし、何度考えても立体化の範囲がすごい…。
今だったらこれくらいマイナーだとポケモンキッズでもモンコレでも立体化までいかなそうだ…。
商品概要(略式)
メーカー : トミー
ラインナップ : 全9種類
発売日 : 2003年12月中旬
価格 : 200円(税込み)