石の上にも17年半。
初代より存在し、異彩を放つ子持ちポケモン。
パワフルな見た目でトリッキーな戦術を繰り出すかと思いきや、全くそんなことはなく、微妙で中途半端なまま、ひたすらに年月が流れた。
そして、時は2013年…。
悪魔が生まれた。
立体ポケモン図鑑シリーズの粋な企画力により、2005年には既にメガガルーラに近いものが存在していたという奇跡。
子供が成長していないので、メガガルーラではないところが惜しい。
まあ、こういうところをとっても、未だに光るシリーズとも言えよう。
…、という流れで、ガルーラ(Bパターン)ことメガガルーラのようなものをお見せしたかったのだが、実は所有していないのです。
持っているのは通常時のガルーラを立体化したガルーラ(Aパターン)。
当時、こっちがレアだとか書いていたサイトを見たんだけれど、どうだったんだろう?
一匹でラインナップされているので、一応は大型枠の扱い。
通常の円形台座を占領するくらいのボリュームはあり、どっしりと構えたポーズはまとまりがいい。
成型色の雰囲気がかなり強めに出ている一方、それはそれでかなり再現度の高いカラーになっている。
彩色も概ね良好で、子供に関してもつつがなくといったところか。
そういえば、カラカラと関係があるポケモンなのではないか、という都市伝説があったけれど、サン/ムーンでより一層濃厚になったのだとか。
具体的にはカラカラが仲間を呼んだときに、ガルーラが出現するときもあるということ。
言われなければ、あまり気が付かないんだけれど、確かに類似する部分があったりするのよね。
まあ、続きはウェブで。
初代はサファリゾーンにおけるレアキャラクターの一角を担っていたけれど、現在はそうでもないっぽい。
まあ、ガルーラとケンタロスはまあいいんだけれど、ラッキーは本当にキレそうになるよNE!
プロテクターを付けたようなゴツゴツの背中。
♀しかいないので、親父の背中じゃなくて、おふくろの背中。
ニドクインより一周りも二周りも大きく、この中では落ち着いた色合い。
やはりこの安定したまとまり感がいいなあ…、他が繊細な分、そう思うのかもしれないが。
ゴツい同士。
以上、ガルーラ(Aパターン)でした。
立体物として、面白いのはBパターンなんだけれど、当時はフリーザーと情景ベースがついたセットが出たらそれで満足で…。
余談ですが、このぜんこくばん 第4集はガルーラのバリエーションに加えて、ドーブルに2パターンのシークレットがあるので、一番集めづらい弾でもある。(多分)
SPECIAL04のルカリオ、ミュウのように表記なしでシークレットを混ぜ込むのも、このシリーズのニクく、素晴らしいところでありますね。