一種族七体セットのインパクト。
本家シリーズも第二世代にして、やたらと攻めたデザインを…。
その名が示す通り、「謎」であること、「不明」であることが存在意義という宿命背負ったポケモンだ。
このAを含むセットに始まり、!と?まで揃うのが想像以上に先の未来だとは誰も思っていなかっただろう…。
どういうディスプレイになるのかと思いきや、小台座に7体掛けの特殊支柱とはね。
そして、これがコンパクトでどうしてなかなか美しいのだ。
極小サイズ故にエッジの効かない感じが、逆にアンノーンの独特な丸みを再現している。
シンプルなカラーリングなので、塗装跳ね、黒目と白目の歪みやズレがどうしても目立ってしまうのは致し方なし。
挟み込むわけもなく、目玉の裏側に小さいピンを挿す支柱。
真夏の高温に晒されて、実は接続部分が癒着してしまっている…。
当時は「G」のアンノーンが公式イラストで、メディア的に優遇されていたような…。
現在はハートゴールド/ソウルシルバーの公式イラスト刷新からか、「F」がメインになっている模様。
どういう基準なんだろ…?
戦闘面で言えば、活躍の二文字からはかけ離れた存在ながら、非常に記号的デザイン故の神秘的な演出力が最大の特徴。
劇場版ポケットモンスターの第3作目「結晶塔の帝王 エンテイ」では言わずもがな、HGSSにてシントいせきのアルセウスイベントとかね。
驚きの薄さ。
これを超える薄さのポケモンは存在しない。(多分)
贅沢を言えば、これこそ情景ベースが欲しかった…。
アルフのいせきをイメージした壁と床があれば、これ以上ない最高のアンノーンフィギュアに違いなかった。
他の3セットと繋がるようにしてさ、全て集めるとそこはもう云々。
パッと見、そこにいるのか分からないレベルの陰キャ…。
そして、見つけたときにギョッとされるやつ…。
グラードンは超古代のポケモン故に関係ありそうであまり関係ないアンノーン。
まあ、登場シーンなんかで合わせても違和感はなさそうだが。
前述したシントいせきイベントがあるので、ディアルガ、パルキア、ギラティナ、アルセウスと合わせたいのは山々です。
以上、アンノーン [A,B,C,D,E,F,G]セットでした。
ポケットモンスター銀をプレイしていたときのことを思い出した。
アルフのいせきでアンノーンが出ることはコロコロコミックで分かっていたのに、仕掛けが動かせなくて、いつまで経ってもアンノーンとは会えず…。
何故か、洞窟に繋がっていたり、謎の電波を拾えたり…。
外に出たら、ほぼ見た目が変わらないネイティの色違いと遭遇するも、こちらのレベルが高過ぎる&ボールがないから泣く泣く倒したり。
嗚呼、久々にポケモンやりたくなってきた。