多くが選んだであろうこうらのカセキ。
貝と甲羅のどちらかを選べと言われたら、やっぱり後者だよなあ…。
甲羅は亀のイメージながらもワンチャン強くなりそうだけれど、貝はもう絶対的に貝じゃんね…?
ただ、いずれにしても微妙という非情さ。
1~5カプセルまでで3/5が情景ベース付属というまさに黄金時代。
眩しい…、眩しすぎる…。
微かに自我が芽生えていそうな栗饅頭と、その眼差しがジワジワくるカブトプス。
栗饅頭改めカブトは水中で浮いているような台座でもないと、画像のように置くしかなくて…。
カブトプスはオムスターよろしくSP03にもラインナップされていたので、これで2つ目。
躍動感あるのはSP03のほうだが、相変わらず小型サイズにも関わらずシャープに見える造形と申し分ない彩色。
後ろ姿がちょっと寂しそうなカブトプス。
段差がだいぶ大きいので、真後ろじゃなくてもカブトが隠れてしまう角度も。
情景ベースは見ての通り、オムナイトセットのものには及ばないが、なんとなく雰囲気のあるヴィネットに。
ここに流木かバカ長い海藻があれば、めちゃくちゃ既視感あった。
そして、妙に高さのある構造はRPGならイベントが起こる地点ですよ。
ちなみにカブトプスは片足の裏が凹凸で台座に固定されているので、配置も決まっている。
忘れずにカブトの裏側とこうらのカセキ。
カブトの彩色は厚ぼったい感じがあるものの、基本的にひっくり返さないんでセフセフ。
こうして並べてみると、カブトセットの情景ベースは高台のディテールが細かく、スミ入れもされているから密度感がありますな。
それに比べると、他2つのあっさり感が悪目立ちするような気も…。
アーマルドのデザインとクオリティが素晴らしいのと同時に、台座の貧相さとツメのかせきの小ささよ。
でも、台座は微妙な濃淡があったりでこれはこれでなかなかいいものなのです。
陸のように見せかけて、カブトガニがモチーフのカブトとカブトプスはなんだかんだ海…。
以上、カブトセットでした。
しょぼいようでなかなか情報量のある台座に、カブトとカブトプス、こうらのカセキも付属。
傑作とは言わずとも、この密度感のあるセットはかなりお気に入りです。