只今、レジスタンス

世の歪みの全てに抵抗する工作活動…、という建前。

【レビュー】HG D+ ゴジラ 01【カプセルトイ】

今年のナンバーワン候補。

 

 

一個500円のHGシリーズが登場。

 

gashapon.jp

 

従来のHGシリーズにジオラマをプラスした「HG D+」が始動で、その第一弾がゴジラっていうことらしい。

 

2019年のゴジラであるハリウッド版のゴジラ、キングオブモンスターズのゴジラキングギドラシン・ゴジラゴジラ(2016)、初代ゴジラという全力ラインナップ。

 

ゴジラはそこまで好きかと言われるとそうではないんだけれど、格好いいし、ロマンがあるよね…。

しかも、フィギュア好きとしては現在の最高価格である500円のカプセルトイっていうだけで回したい愚かさもくすぐられる。

初代は別に要らんけれど、それ以外は欲しいな…。

 

ということで、5月終わりくらいの商品ですが紹介。

 

3つのカプセル

 

あ、汚いっすね、すんません。

でも、これ中身が全く分からない仕様で、未開封のまま帰宅することができなかったんすよね。

 

回した直後の写真

 

カプセルがジオラマになるっていう仕組みなので、カプセル自体にはロック機構が全くないというね。

半球をちょっとした凹凸で球体にしたものを溶け気味のセロテープで巻いて、写真の青い文字のついたシュリンクで2重か3重に巻いている残念仕様。

 

回して、その場でシュリンク剥がして、ベトついたセロテープを剥がないと中身が分からないから効率悪いんすよね。

しかも、カプセルにセロテープの粘着が残るもんで、帰宅後にガムテープの粘着でそれをとっていたらカプセルの塗装が剥げたり散々や…(´;ω;`)

 

 

 

で、結果は最高。

 

未開封のゴジラ(2016)

 

まずはシン・ゴジラゴジラ(2016)。

悪くない、というよりは欲しいのが3/4なのでまあね。

言うても初代も一個なら邪魔にはならないし。

 

未開封のゴジラ(2019)

 

次はキングオブモンスターズからゴジラ(2019)。

クリアパーツに惹かれるガキくさい大友なので、青い背ビレが素敵過ぎて…。

一番欲しかったので一安心。

 

未開封のキングギドラ(2019)

 

そして、ギドラ!!!!!

 

欲しかったのがノーミスでくると束の間の万能感を覚える…。

試しに一個とかいう感じではなくて、ガチで欲しかったのでマジで良かった…。

 

文章見ると結構サクサクな感じですけれど、実際は筐体の外から見てもカプセルの色分けがあるでもなければ、中身が全く分からないのでプレッシャーみたいなのがある。

ダブったら一個500円なのでダメージ大きいし、ガンダムのアンサンブルみたいに盛るタイプでもないし…。

とはいうものの、今これを書いている時点ではむしろ何個かダブらせておくべきだったとすら思うくらい気に入っているんすよね。

初代出るまでダブり上等で回せばよかったかな…(*´ー`*)

 

 

 

では、フィギュアは一気に完成させまして…。

 

ゴジラ(2019)の正面

 

うお…、格好いいじゃねえか…。

頭部はかなり小さいながらも全体からくる迫力があるぜ。

 

ゴジラ(2019)の左側面

 

キングオブモンスターズはゴジラもギドラもプロポーションがより生物感があって、かなり好き。

特撮の着ぐるみとは違うというか、パッと見で存在に説得力があるというか。

 

ゴジラ(2019)の後ろ

 

尻尾がどろ~んってしているのがめっちゃ好きなんすよね。

 

モノ自体がかなり固いので組み立てるときに力入れないといけないんですけれど、トゲトゲが痛いのはご愛嬌。

ガシャポン戦士に比べたらねえ、ガノタのみなさん…?

 

ゴジラ(2019)の右側面

 

ぶっとい足もさながら、青いクリアパーツの背びれが美しい…。

 

俺、保育園の頃にミニゼリーのカップで鈴を作るってのがあったんですよ。

カップの底と側面に色を塗って、中に鈴を仕込むっていうのが。

そのカラーリングが黒と青でしたからね(ドヤ顔)。

親が車にお守り代わりにつけてくれていて、自分でつくったそれを見たときになんであの組み合わせがあんなに良いのかと思ったものですよ。

 

あ、いや、なんの話だろうね。

 

キングギドラ(2019)の正面

 

画面ギリギリの翼野郎がァ!!!

 

キングギドラ(2019)の左斜め前

 

首の曲がり具合はカプセルに入っていたときの状態によると思うけれど、特に矯正もしていないのでなかなかいい感じ。

 

キングギドラ(2019)の後ろ

 

色は流石に金色っていうわけにはいかないので、いわゆるウンコ色ってやつ。

ガシャポン戦士f #05の百式はサンプルと違いすぎて、そこそこ荒れたんだっけ…?

MSアンサンブル PART10の百式は成型色でそこそこ金色らしいので期待。

 

キングギドラ(2019)の右側面

 

ちなみに翼は熱湯でも熱風でもなく、仕事に行っている間に翼の上にティッシュの箱を置いたりしながらちょっとずつ矯正した感じ。

どうしてもちょっとは元に戻っちゃうけれど、最初よりはマシ。

上に載せた未開封の写真は既にある程度矯正しているので、ググったら分かるんですがかなり曲がっているんですよ。

ゲームとかでバカでかい翼のやつ出てくるじゃないですか、あれが地上に竜巻起こすようなときの羽ばたきくらい曲がっているんですよ。

え、伝わらない?

 

ゴジラ(2016)の正面

 

写真撮りづらいな、君…。

 

ゴジラ(2016)の左側面

 

手の向きが上を向いていたほうがそれらしいけれど、まあいいのか…。

 

ゴジラ(2016)の後ろ

 

シン・ゴジラゴジラはとにかくビジュアルが独特ですが、長過ぎる尻尾も特徴の一つ。

ゴジラ(2019)の2倍はあるよ。

 

ゴジラ(2016)の右側面

 

ギョロッとした目も再現されていたらまた違ったと思うけれど、大量生産では酷いことになりそうだからいいよね。

 

ジオラマのパーツ

 

そして、D+ということでウリのジオラマ

 

カプセルの一方は分割なしで全くの余剰パーツ、もう一方はさらに分解できて、フタと輪切りの玉ねぎとなる。

そして、ジオラマベースのパーツとエフェクト。

エフェクトはそれぞれ違い、ゴジラ(2016)の爆発エフェクトは小さく、(2019)のは大きい、初代は燃え上がる爆炎となっているっす。

 

カプセルのフタと輪っかを組み合わせる

 

やっべ、写真ボケているっすね…。

 

余剰パーツの半球はどこかに置いておいて、分けたフタと輪切りの玉ねぎを組み合わせます。

フタを逆さにして、4つの凹凸合わせて、下からはめる感じっすね。

凹凸は一個だけ大きめのがあって、どこでもハマるわけじゃないので注意。

 

よく見ると、フタの中にくちにいれないとの注意書きが…。

こんなん買う年齢層が口には入れなさそうだし、見にくいし、意味があるのか…。

まあ、注意書きはしていますよっていう決まりのあれかな。

 

ジオラマ完成

 

で、ジオラマを入れたら完成。

エフェクトはてきとうに置くだけっていうね。

 

ジオラマにフィギュアを載せる

 

フィギュアを置くとこんな感じに。

ギドラの翼の大きさ、ゴジラ(2016)の尻尾の長さが分かるだろうか。

ゴジラ(2019)はクリアパーツの背びれが綺麗だし、まとまっている造形なんで俺は一番お気に入りです。

 

正面からゴジラ(2019)とジオラマ

 

うん…、正直に言うと蛇足だよね。

 

左側面からゴジラ(2019)とジオラマ

 

そもそもが街に現れるんだからこんな岩っぽいカプセルとか荒涼とした岩場みたいなのは違うくない…?

 

右側面からゴジラ(2019)とジオラマ

 

まあ、生物だから自然っぽいのと合ってなくはないけれどさ。

 

正面からキングギドラ(2019)とジオラマ

 

ギドラのジオラマベースは灰色でまた違ったもの。

 

左斜め前からキングギドラ(2019)とジオラマ

 

口から雷吐くのは知っているけれど、足元からも出るんか…?

 

左斜め後ろからキングギドラ(2019)とジオラマ

 

岩場っぽいのと合わせて、魔改造されたミラボレアス説ある(ない)。

 

右側面からゴジラ(2016)とジオラマ

 

尻尾のおかげでジオラマの角度も必然と決まってきたりする。

 

右斜め前からゴジラ(2016)とジオラマ

 

足元に小さめの爆発エフェクトはなんとなくそれっぽくて、良い気がする。

にしせもモッタリした塗装だなあ…。

 

後ろからゴジラ(2016)とジオラマ

 

ベースが街だったらなあ…、惜しいなあ…。

 

正面からHGのゴジラ(2016)と比較

 

300円のHG シン・ゴジラと比較。

換装できるのに、顎避けたバージョンのままだった…。

 

左側面からHGのゴジラ(2016)と比較

 

そこまで変わらない感じ…?

腕が長かったり、足がちょっとしっかりしているくらいかな。

 

後ろからHGのゴジラ(2016)と比較

 

尻尾は相変わらず長い。

覚醒のが真っ直ぐ上に伸びているのがちょっと残念。

 

右斜め後ろからHGのゴジラ(2016)と比較

 

でも、造形レベルは今回のほうが洗練されている印象は受けた。

前のはちょっと痩せた感じがあったからね。

 

第一形態も一緒に比較

 

おまけの第一形態。

こうして見るとエフェクト豊富なシリーズである。

 

キングオブモンスターズのゴジラとキングギドラ

 

おおお…、神々しい…。

 

キングオブモンスターズも見たいねえ…、ハリウッド版の一作目もまだ見ていないや…。

 

ゴジラ(2019)とキングギドラ(2019)

 

てきとうにエフェクトつけてはみたものの、てきとう過ぎた…、てへ。

 

海外のは結構人間ドラマに焦点を当てるらしいよね。

今回はそれがなかったから海の向こうでは不評だったりとか。

でも、監督が日本のゴジラがめちゃくちゃ好きで作ったので、逆に日本人にはかなり楽しい内容とか。

 

キングギドラから見たゴジラ

 

ラスボス視点。

こう見るとギドラは細いし、翼は薄いし、頑丈そうなゴジラには勝てる気がしない…。

やっぱり負けるべくして負けるのか…。

 

神と神

 

赤青黄のクリアパーツが美しい…。

 

集合写真

 

そんなこんなで「HG D+ ゴジラ 01」でした。

 

総評としてはほぼほぼラインナップのおかげなのもあるけれど、最高に良かった。

ぶっちゃけ、ギドラの色なんかは特に安っぽいし、フィギュア自体のクオリティがそこまででもないのに、無駄なジオラマで300円から500円に値上げしたって印象を受けるのもある。

でも、500円だからこそここまで強力なラインナップができたのかなとも思うしね。

 

とはいうものの、ジオラマは正直作品とは合っていないし、臨場感があるわけでもないし。

エフェクトは全部異なる造形で他のものにも組み合わせられるので入れてくれたら嬉しいけれど、ジオラマは撤廃して、400円とかにしてくれたら嬉しい。

まあ、D+って名前だからそれは絶対ないんだけれど。

 

ウルトラマンの「アルティメットルミナス アルティメットストラクチャー」シリーズのビルとか高速道路とかああいうのがあれば、より一層楽しめるシリーズだと思う。

なんてことはそもそもこのシリーズ以前の話か…、たははは。

 

 

 

ところで、既に名前に「01」ということでシリーズ化は決まっていて02の情報もあるみたいでした。

 

dai4.com

 

リンク先に画像あり。

 

ゴジラ(1989)、ビオランテ(花獣形態)、ヘドラメカゴジラ(三式機龍)というラインナップ。

よく知らない俺からしたらゲテモノ過ぎる…。

ビオランテって名前は聞いたことあるけれど、少なくともこの形態はこんなグロテスクなデザインなのか。

メカゴジラは格好いい、欲しい。

そして、1989のゴジラってあちこちで見るなあ…、なんかの節目なのかな。

 

ゴジラメカゴジラの岩の柱みたいなエフェクト枠が気になる。これ欲しい。

 

11月予定とのことで再来月かな。

半年ペースなら俺くらいには丁度いいや。

アニメゴジラのギドラもよろしくお願い申し上げます(*´艸`*)

 

 

 

p-bandai.jp

 

そして、キングオブモンスターズのラドンモスラモスラの幼虫のセットも。

ただし、3体セットで7,150円という暴利。

まあ、需要がないのを見越して、採算をとるには仕方ないのかもだが…。

 

ゴジラやギドラよりも小さいのが3つでだぜ…。

通常3つで1,500円だとすると4倍以上は流石にキツいよなあ。

メリットがモスラの羽が曲がらずに届くくらいだしさ。

 

ちなみに既に予約は終了しています。

 

 

 

まあ、なんにせよ少なくともカプセルのほうは結構いい商品だと思うので、今後も買いたいと思うっすね~。

 

 

 

商品概要(略式)

メーカー : バンダイ

商品名 : HG D+ ゴジラ 01

ラインナップ : 全4種類

発売日 : 2019年5月(第4週)

価格 : 500円(税込み)